フィンランドのはなし
去年の11月、学校を少しだけお休みしてフィンランドへひとり旅へ行ってきました。今日はそのことについて思い出しながら書こうと思います。
フィンランドへは、コペンハーゲンにあるカストラップ空港からフィンエアーに乗って行くことにしていました。
フィンランド行きの便をターミナルでひとり待っていると、突然日本語で話しかけられました。
「ここ座っていいですか?」と隣を指差して。
彼は日本人ではありませんでした。
聞いてみるとフィンランド人で、仕事でコペンハーゲンに来ていてフィンランドに戻るところだそう。
なぜ日本語が話せるのか?
彼は日本の旅行会社のフィンランド支社の方だったのです(!)
特にオーロラツアーを担当しているとのこと。
話しているとすぐ搭乗時刻となってしまったのですが、もしオーロラを観る予定があれば連絡してね!ヘルシンキで行くところに迷ったらおすすめも教えるよ!と名刺を受け取りました。
今回のひとり旅ではオーロラの予定はなかったのですが、もし今度行くことがあれば連絡してみようかなあ、と思っています。
ひとり旅はたまに心細いけれど、こういう旅の出会いは面白いです。
フライト時間はたったの1時間半程度。
あっという間にフィンランドのヘルシンキに到着です。ほんとにはやい
ヘルシンキはとてもこじんまりとした印象を受けました。
トラムに乗らなくても、主要な観光スポットは歩いて回れます。
そして、早くもここに来れたのです。
食堂の方は夜のみの営業だったので
お昼はお隣のアトリエかもめというカフェにお邪魔して
温かいスープと、シナモンロールを頂きました
とてもとてもおいしかったです。
日本人の方が働いていて、親切に対応してくださいました。
夜はいよいよ食堂へ
開店10分前から入り口で待っていると優しい店員さんが中に入れてくれました。
「ホームメイドミートボールと、」
「おにぎりでしょ?」とニッコリ
飲みかけのビール笑
こちらの店員さんはフィンランド人でしたが、
その後も片言の日本語で何度も話しかけてくれて、旅の疲れも癒されました。
店内やメニューなど、映画そのまま、というわけではなかったけれど
サチエさんのいるあの食堂の優しい空間が、確かにそこにありました。
また来てねと、かもめの絵が描かれたチョコレートを受け取って、お店を後にしました。
本当にきっと、また来たいなあ。
フィンランド編もう少し書きたいですが
今日はここまで。
それでは